【書評】新しい文章力の教室 著:唐木元

私は文章を書くのが得意ではありません。いつも言い回しで悩んでしまい、無駄に時間が掛かります。これは私の処方箋になってくれる、そう思わせてくれる本でした。

タイトル:新しい文章力の教室
著者:コミックナタリー初代編集長 唐木元
出版:インプレス
ISBN:978-4-8443-3872-7
定価:1,300円

要約

  • 完読される文章が良い文章である
  • 文章は事実・ロジック・言葉づかいの3層構造になっている
  • テーマと話題を「構造シート」にまとめることで、事実・ロジックを組み立てることができる
  • 言葉づかいは、推敲の積み重ねが必要であり、地道に完成度を上げていくしかない

本の紹介

書く前に準備する

悩まず書くために「プラモデル」を用意しましょう。
丸太とノミを渡されて「これでガンダムを作りなさい」と言われたらどうしますか?作れますか?
プラモデルだったら、どうですか?
・・・パーツ、組み立て方、完成イメージ図があるから悩まずに組み立てられます。
文章も同じ。書き始める前に主眼と骨子を固めることが重要です。

読み返して直す

黙って読んでいても、頭の中では音声に変換して再生しているものです。リズムの良さは読み味に大きな影響を与えます。

もっと明快に

誠実かつ正確に全てを伝えようとすると、返って歯切れが悪くなります。ときには切り捨てることも必要。

もっとスムーズに

指示語のような言葉は、対象があいまいになりやすいため、固有名詞はくどくなるギリギリまで繰り返します。具体性の欠ける言葉は、なるべく使わない。

読んでもらう工夫

見たり聞いたりしたありのままを書けば、なにより強いオリジナリティが獲得できます。
主観の押し付けは読者を白けさせます。主観ではなく客観、思いではなく事実を。

所感

説明がわかりやすく、良い例、悪い例の例文も豊富に書かれているため、簡単に読み進めることができました。「昔、メガネ500本の紹介記事を作ったときは・・・」のくだりは笑いました。まさに地獄w

コラム

Posted by TAKA